世界は称賛に値する

日記を書きます

あのシーン、端のほうにこんなキャラいたよね? って言われる衝撃

▼▼読解について人様と比較するような機会ってあんまりなかった気がするのだけど(少なくとも「読解していくプロセス」を観察させてもらう機会ってあんまりなかったんじゃないかと思う)、ストーリー性の強いゲームの実況動画を見ていた時に、おお、なるほどなあ、あんなわずかな台詞まで憶えている人がいるのかー、あんな出番のない人物まで憶えているなんてなー、あんな演出まで読み取ってたりするんですね……、と驚かされる瞬間があって、こういうところに違いがありうるのか、と理解できたことがあった。
▼▼頭脳が違う、性能が違う、技術が違う、というような不安についても踏まえつつ、とはいえ、ぼくには真似できないけどねえ、と諦念混じりに断言してしまってよいことなのかは判らなかったので、真似してみよう、と思ってみて、一回、丁寧に観察しながらゲームのストーリーを追ってみたのだけど、その結果、まあ少なくとも、今までは単に、観察が手抜きだった──ぜんぜん尽力していなかった、ということだけは判った。改めて真面目な気持ちで全画面を見つめて細やかなところまで受け止めようとしてみると、かなり分解能や解像度が上がるな、ということが理解できた。
▼▼観察不足、考察不足、戦術が雑、新しいことを試さない、といったことについて、ゲーム実況を見ながら不満を覚えている時があったりはするのだけど、なんか、じぶんもかなりこのあたりは駄目なほうだ、って思わされたりもしているのだった。読解が見事だと素敵だなーと思うので、うまく読解したい欲は出来てきている。