世界は称賛に値する

日記を書きます

2025年7月1日(火)地図を描く説明、まっすぐダッシュの説明

前提とか目的とかに分ける

前提はこうで、目的はこうで、かならず通すべきプロセスはここで、こういったネックとリスクがありうるからこのルートは避けて、そして可能ならこことここのポイントは抑えておきたいし、さらに言うなら、この指針は、こういった全体像の中のここに位置づけられるから、そういう視点も持っておくとよい。というふうに、「俯瞰した図面」を引き直してみせるような形での、説明が、好きだ。状況をなんとか解き明かし、そうしたうえで、こうしたらいいよ、と伝えるような助言。

実際は、そんなふうに、「交通整理し直す」ようなことまでしなくとも、「これってこうだから、こうするといいよ~」と言うだけなら言える。直線的なアドバイスだって聞こえは悪くない。役立つことだってあるだろう。アドバイスはアドバイスだ。それに、束になればそれなりに説得力も出る。意味合いも変わる。

基本問題・頻出問題だけが「当然」みたいな顔して立っていて、側面とか例外とかにはほとんど言及せず、こういうもんだから、っていうだいたいのところのことを、まるでそれしか存在していないかのように断言し、話を進めていく。メインストリートだけを、余所見もすることなく、猛ダッシュで駆け抜けられる。そのような解説書や指南書が好きじゃないんだな、っていう、昨日の日記の反復の話を今日は考えていた。どう言い換えられるかなって考えるだけで理解は深まる。なにより楽しい。