感情
建国記念日。祝日だった。強い風の音をたくさん聞いた。なぜかコイツ「感情」にいまいちフォーカスしようとしないんだよな、っていうセルフツッコミが、昨日の日記で生じていたため、反省し、「もっと感情を汲み取っていきましょう」と考えてはみた。というのは、"考え"だし、理屈だ。これじゃなくて、なんというか、感情、感覚、感性、みたいなところの回路を積極的に動かして、様子を見たい。生態をつかみたい。
描き出し
強風に帽子が飛ばされないようとっさに押さえたときの気持ち。お子さまが出かけたついでにミニカーを買ってもらって遊んでいたときの気持ち。昼食のためにひさしぶりにハンバーガーを買ってきたときの気持ち。今週は火曜日が休みだという事実に対するうれしい気持ち。お子さまが風の音を怖がっているのだと知ったときの気持ち。昨日の仕事中も、あいかわらず周囲への警戒心がすごくあって、でも、それには値しないくらいに平和で、警戒していることにやりきれなさを覚えるところさえあって、しかしだからって、ガードを下ろして防御力を下げるのも怖い、という複雑な思いがあったことを、いまだ引きずっている気持ち。いろいろな「感」が渦巻いてはいる。それぞれに対して「嫌だ」とか「好きだ」とかは書けるけど、しかし、それを、誰かにしっかりなぞってもらえるように描き出してみせるのは、ほんとうに難しい。言い回しを厳選したり比喩を駆使したりする必要があるに違いない。
と書いてみて、唐突に、「あ、そうか、ここが難しかったんだっけ」という、驚きを交えた気持ちが湧いた。このあたりって丁寧に描き出さないとひとさまには伝わりにくいやつなんだった、って気づいた。これまであんまりここの難しさを注視できていなかったせいで、感情をしっかり描かないと!って思えていなかったのかもしれない。甘く見ていてテキトーだった可能性はある。