返答を後回し
来ていた連絡の返答を一週間くらい放置してしまった。メールやLINEの返信をたいした理由もなく後回しにしているシチュエーションである。基本的には即座の返信が最適解なんだろうと最近は理解している。そのやりかたならデメリットがメリットを上回ることがないという印象だ。プラマイで考えるならほぼほぼプラスで終わらせられるというか。そんなふうに考えているにもかかわらず、油断すると後回しにしてしまっている。時間をかけて検討したところでたいてい答えは変わらないといった経験も重ねているはずだが、振る舞いはなぜか変わらない。気づけば「あとで返信しますかねえ」って考えている。「検討して返信しま~す」「いまバタバタしているので落ち着いてから返信しますね〜」といった暫定回答をはさむ作戦も会得したつもりだが、実践できない場面もやはりある。むしろ暫定返信したことによって油断が加速し後回しにしてしまっていることすらある。今回も似た状況だった。
結論ファースト
業務上の面談をおこなった。最近の対話では「結論から言うと」の効果を実感させられることが多いな。たしかにわかりやすくなると感じる。が、ぼく自身はまだまだうまく使えていない。使い慣れていないことによる緊張が違和を生んでいると感じる。使いどころを適切に選べているかもあやしい。今日おこなった業務面談では、この"結論ファースト的スキル"が高い人物の話を聞く機会があって、たいへん参考になった。近距離で目の当たりにできるとやはり浸透度が違う。しっかり"喰らえる"感じがする。それだけで満足感はあった。
準備したのちにみずから話すとき、あるいは、たとえばこちらからメールを送るときに、"結論を前に持ってくる"ことはできていると思う。が、質問されたときにはそれができていない。瞬時の並び変えが難しいんだろう。構造化や精緻化の問題だと考えている。頭の中に、普段から"結論ファーストに耐えうる理解"を作っておく必要があるんだと思う。けれどそれができていない。認識した物事をごちゃごちゃのまま頭の中に放置しているイメージは正直ある。これを普段から「地図」や「立体」のようなイメージで構造的にしておくことで、ローディングが早くなる、整理された答えが出しやすくなる、という効果はたぶんあるんだろう。