世界は称賛に値する

日記を書きます

職場最寄りの書店で買った

【1】生きる技術は名作に学べ

生きる技術は名作に学べ (ソフトバンク新書)

生きる技術は名作に学べ (ソフトバンク新書)

 名作を読み解くことで学べる、生きる技術とはなにか。それは、困難に立ち向かう力かも知れないし、あるいは、逃げる力かも知れません。学ぶ力であり、同時に、忘れる力でもあるでしょう。問題を解決する力であり、また、いいかげんにごまかしてうやむやにする力かも知れません。
 名作小説の主人公たちは、彼らにとっての試練をどのようにして乗りこえ、克服していったのでしょうか。克服できなかったとすれば、それはなぜだったのでしょうか。名作における数々の試練とその克服を、ひとつひとつていねいに読み解いていくことで、われわれ自身にふりかかる困難を解決する糸口が見えてくるかも知れません。
 物語はどのような効用があるか、名作を読むことは、われわれの意識をどう変えていくか、そうした作品の持つ力について幅広くとらえた文章を目標としました。

▼▼著者のブログは以前から読んでいて、好きだ。読みやすさと楽しさに定評があるよなあとか思う。明朗で、柔軟で、読みやすく、けど視線は鋭くて、切り刻んだ「対象」を丁寧に料理し、素材の味を活かしつつ魅せてくれる、とか思える。思える文章を沢山読んだなあと感じている。滅茶苦茶褒めているつもりだ。書籍刊行もさもありなんって言える。

【2】惑星のさみだれ 第1巻

惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)

惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)

▼▼詳細は若干不明だが「おもしろいもの」として突然認識でき始めて、なので、探して買ってみた。複数名が楽しんでいる姿を見かけて、眺めながら、楽しんでいる人達との趣味嗜好の合致具合と、と、称賛の対象となっている要素を踏まえて、物語を想像し、格別楽しいに違いない、と推測してみたのだった。意外とこういう推測は当たるのだ。