世界は称賛に値する

日記を書きます

隣の駅のブックオフ&紀伊国屋

Think―夜に猫が身をひそめるところ (ミルリトン探偵局シリーズ 1)

Think―夜に猫が身をひそめるところ (ミルリトン探偵局シリーズ 1)

▼黒猫シンクは何処からやってきたのだろう。を、まったり推理していく。思考の手掛かりは『おみやげ』だけである。黒猫が毎晩持ち帰る不思議な断片。かなり前に『八方美人な書評』で惹かれた。記憶していた。著者は『クラフト・エヴィング商會』の娘設定だ。

デカい態度で渡り合え!―世界中で通用する人間関係10のルール

デカい態度で渡り合え!―世界中で通用する人間関係10のルール

▼題名が見やすかった。だから発見しやすかった。記憶と合致した。以前に田口元さんが紹介していた。海外でも通用する性能を獲得することにはかなり興味がある。効果範囲は拡大してほうが有益だ、と判断しているからだ。可能性を増幅させられると思うのだ。

ハグルマ (角川ホラー文庫)

ハグルマ (角川ホラー文庫)

▼好きすぎて読みきりたいと思えない。と言える稀有な小説家の一人だ。たぶん『クラゲの海に浮かぶ舟』が好きすぎるんだと思う。胸中にわくわく蠢くものがある。思考のぎりぎりに素敵を感じているのだろう。限界というよりは軋りの音である。わくわくする。

書店ポップ術―グッドセラーはこうして生まれる

書店ポップ術―グッドセラーはこうして生まれる

▼熱いな、と思った。衝動的に買った。かなり素敵な資料だと思う。図抜けている。最近は『手書きPOP』を見掛けることが多い。特に書店ではそうだ。実際に使われたPOPが数多くに収録されている。熱いし巧いな、と思った。技術を獲得しよう、と思った。

「バカ売れ」キャッチコピーが面白いほど書ける本

「バカ売れ」キャッチコピーが面白いほど書ける本

▼提案性が重要だ。現状では『おすすめすること』をわりと重く見る必要がある。俗な物言いではあるが、現代の人間が『処理しきれぬほど大量の情報にさらされている』のは確かだからだ。処理を代行すること。優秀を提示すること。参考資料。流れで購入した。

赤を見る―感覚の進化と意識の存在理由

赤を見る―感覚の進化と意識の存在理由

▼認知や意識と言われるものを『赤を見る』という経験だけに絞って突き詰めてゆく。瞬時に感銘を受けることができた。表紙に惹かれ――題名に惹かれ――内容に惹かれた。脳科学と心理学の進歩が解き明かしていくモノ、にはひどく惹かれる。発売直後だった。

哲学の問題群―もういちど考えてみること

哲学の問題群―もういちど考えてみること

▼哲学入門書はだいぶ好きだ。現状ならば永井均『翔太と猫のインサイトの夏休み』とか野矢茂樹『哲学の謎』とかが秀逸だと思う。けどあんまり詳しくないなあ、と思った。評判すら聞いたことがなかったからだ。哲学の諸問題を解説している。秀抜の気配がする。