世界は称賛に値する

日記を書きます

最寄りのブックオフ

徹底討議 心と生命―「心の諸科学」をめぐるダライ・ラマとの対話

徹底討議 心と生命―「心の諸科学」をめぐるダライ・ラマとの対話

  • 作者: フランシス J.ヴァレーラ,ジェレミー W.ヘイワード,Francisco J. Varela,Jeremy W. Hayward,山口泰司,山口菜生子
  • 出版社/メーカー: 青土社
  • 発売日: 1995/08
  • メディア: 単行本
  • クリック: 1回
  • この商品を含むブログ (1件) を見る

▼信仰こそが重要なのではないか、なんて最近は考えている。世界を肯定しようとするならなければならないものらしい、と感じているからだ。科学によって把握された人間の認識機構と、すでにある信仰という名の世界認識の、噛み合わせ、が気になったのだった。

工学部・水柿助教授の逡巡 (GENTOSHA NOVELS)

工学部・水柿助教授の逡巡 (GENTOSHA NOVELS)

▼あるいは森博嗣氏の著作の中ではこれが一番好きなのかもしれないなあ、なんて妄想に襲われることがある。第二巻。著者自身が意識的に語ってきた『森博嗣』像をうまく利用して小説にしてしまったものなのだろう、と思っている。綺麗な戦略だな、と思う。

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)

▼初めて『ブラックロッド』を読んだときは、あまりおもしろさを理解できなかったように思う。理解できたのは『ブラッドジャケット』を読んだときだ。異質であることのおもしろさ、が認識できたのだ。以来、好きな小説家ではある。おもしろいと聞いていた。

キノの旅〈9〉the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅〈9〉the Beautiful World (電撃文庫)

▼短編を構成するのがうまい人だ、と単純に判断している。さまざまな国を三日間ずつ旅していくキノとエルメスの物語。汚濁の中にも光輝がある――し――温順の裏にも冷酷がある。という世界の姿、を、こういう柔らかさで包めるのはすごいよな、と感じる。

世界の中心、針山さん (電撃文庫)

世界の中心、針山さん (電撃文庫)

▼最近はもう完全に『成田良悟ズキ』だなあ、と思う。いいかげん『バッカーノ』の続きを買わねばなあ、と眺めるたびに思っている。最近は『Mew Mew!』を買わねばと思わされることも多い。終幕が近そうだからだ。連作短編らしかった。疾走感が素敵だ。

しずるさんと底無し密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World (富士見ミステリー文庫)

しずるさんと底無し密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World (富士見ミステリー文庫)

▼最近の上遠野作品である『ビートのディシプリン SIDE4』や『ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟』が、正直なところかなりおもしろかった。だから、買い逃していた著作も読んでみようかな、という気分が湧いてきたのだと思う。第二巻だ。

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

▼理系科学者エッセイに心惹かれるものがある。比較的最近になってできた趣味だ。読み始めた根源は『論理的な文章の具体例が見たいなら理系科学者のエッセイを読むのがいいぜ』という言葉にあったのだと思う。おもしろい、と讃されてもいる名著のようだ。

ファミコン10年!―ぼくらのTVゲームHistory (角川スニーカー・G文庫)

ファミコン10年!―ぼくらのTVゲームHistory (角川スニーカー・G文庫)

▼最近は『家庭用ゲーム史』的なものに興味がある。無論ゲームが好きだからだ。と同時に、いちおうファミコン時代から家庭用ゲームに親しんできた世代だからだ。資料としての価値はそれなりにあるらしい、と調べていたら感じられた。率直なところ、懐かしい。