世界は称賛に値する

日記を書きます

現勤務先そばにある古本屋

アイソパラメトリック (講談社文庫)

アイソパラメトリック (講談社文庫)

▼写真と二十五の掌編で構成された書物。以前から森博嗣氏の著書がだいぶ好きだ。視線が新鮮だから、という理由を考えていたこともあった。違うかもしれない、と最近は少し考えている。新鮮な視線から語られた言葉を聞いて、言われてみればそうだな、と思えること。抵抗ではなく親和を覚えられること。そのあたりに鍵がありそうだ、と考える。

森博嗣本―作品ガイドからお庭まで (宝島社文庫)

森博嗣本―作品ガイドからお庭まで (宝島社文庫)

▼いちおう存在は知っていた。欲しいとはあまり強く思っていなかった。理由はよくわからない。欲しがってしまいそうなのになあ、と我がことながら思う。たぶん『内容がいまいちわからなかったから判断を保留していた』だけだろう。正直なところ、西尾維新氏との対談に惹かれたのだった。いいかげん『四季』を読まねばなあ、と考えていた。