世界は称賛に値する

日記を書きます

勝ちしか見えなくなること、勝ちに集中すること

▼深夜にボーリングへ誘われる。ひさしぶりに180なんていうスコアを叩き出せた。緊張感が重要なのかもしれないな、とふと考える。以前、対戦格闘『ギルティギア』が流行していたときに、勝ちを意識した瞬間、行動がものすごく単純になってしまう、というおのれが抱える弱点に気がついた。柔軟性が突然消えてしまうのだ。ゆえに、自分は基本的にプレッシャーに弱いようだ、という認識を持つに至った。しかしそれは的確な表現ではなかったかもしれないな、と最近は少し思う。勝たねばならぬというプレッシャーが、結果を素晴らしいものにしてくれることもあるからだ。最後の餌が見えるようになって、おかげで、それしか見えなくなって、視野が狭くなってしまうこと、と、ここで私が頑張らなければならない、という緊張と真剣のもとでおのれを鼓舞すること、は、どちらも『プレッシャー』でありながら、やっぱり違うんだな、と思ったのだった。プレッシャーに弱い、なんて単純な表現に気を取られてしまって、いつの間にか混同していたらしい。▼勤務先に少し早く到着する。時間を潰そうと古本屋に入った。森博嗣関連の新刊を発見してしまった。さすがに買うよな、と思った。数ヶ月以内に買うのは間違いなかったからだ。