世界は称賛に値する

日記を書きます

創作物が与えられうる評価

 以前から考えている『創作物の価値』について改めて考えていた。最初に考えてみたのは、創作物のかかわる者には『創作者』と『鑑賞者』という立場があるはずだろう、ということだった。次に考えてみたのは、創作物に触れる順序は、当然ながら『創作者から鑑賞者へ』になってしまうんだろうな、ということだった。だとするならば、創作物にはまず『創作者にとっての価値』が与えられて、から、続いて『鑑賞者にとっての価値』が与えられるのではないか、と考える。さらに思う。では『創作者にとっての価値』と『鑑賞者にとっての価値』というのはどこが違うのだろうか。思ったのは、前者において『価値観』という物差しで計られているのは、創作者の意図、だろう、が、後者において『価値観』という物差しで計られているのは、鑑賞者の解釈、だろう、ということだった。最後に思う。では『創作物の価値』を決定する過程においては、どちらをどの程度優先して考えればいいのだろうか。なんてことを考えてしまったのは、創作物に評価したりする際に最も優先すべきはどのへんなんだろうか、というようなことを考えていたからだ。