世界は称賛に値する

日記を書きます

有能な人材

 有能な人材っていうのはどれくらいいるものなんだろう。アルバイトを雇用して働く職業についたせいか、時おりそんなことを考える。というかそもそも有能とはどういう状態に向けて成される評価なのか、なんて疑問を中心に据えて考えることもある。後者の問いに対して、最近の私は、その人間を『信頼できるかどうか』という差がその評価に大きくかかわっているんじゃないだろうか、と考えているようだ。無論そんな風に考えても、では信頼できる人間っていうのはどういう人間のことをいうのか、という疑問を呼んでしまうだけだから、それだけできちんとした回答になるわけではないのだが……。職場にトミさんという女性がいる。経験は私よりも積んでいる。有能な人材だ、と躊躇することなく断言できる稀有な人間の一人だと思う。この人のおかげで洗練された、と言える箇所は少なくないだろう、と思えるからである。貴重な存在だと言える。しかし、最近は、このままじゃあこの人やめちゃうんじゃないかな、と感じることが少なくない。もしかしたら退職に踏み切ってしまうほどの不満を抱えているんじゃないか、という気配を感じる瞬間があるのだ。さすがにそれは惜しいよなー、と思う。だからできるだけ気を遣っているつもり。なのだけど、権力の問題によって気を遣い切れない部分があって。それがわりと不満だったりもする。そもそも気の遣い方もあまり巧くないかもしれない。ちょっと考ねば。