第３２話『妄執の妖花』
ギュネイ・ガスとクェス・パラヤが登場する。スパロボをやっているとパイロットの名前をなぜかフルネームで憶えてしまうな、と昔から認識している。弊害だと思う。が、あるいは利点なのかもしれない、とも思う。ここで敵となるのはネオ・ジオン軍と木星帝国軍。作品名で言うなら『逆襲のシャア』と『クロスボーン・ガンダム』において登場する敵勢力である。どちらも、豊かな地球を独占する者たちに粛正を与えてやるぜ、という題目を掲げて戦いを決意した軍勢だ。だから、彼らが手を組んだことを知っても驚きなどなかった。むしろ、当然だよな、とすら思った。とはいえ、完全なる協調、というわけでもないらしかった。木星帝国軍が現れるのと同時にネオ・ジオン軍が撤退を始めてしまうのがその証拠である。ゆえに、強化パーツを落とすギュネイとクェスは早めに倒しておくべきだ、と思う。少なくとも撤退してしまうことは考慮しておくべきだろう。増援が湧き続けるが、無限には続いてくれない、ということも確認しておいたほうが良いと判断する。
