世界は称賛に値する

日記を書きます

かつての街並みを歩く(高等学校編)

▼▼写真撮影も少しずつ趣味になってきている(気がする)。以前通っていた高校付近を散歩しながら、写真も撮ってきた。懐古趣味も同時に発動している。見覚えのある、懐かしい風景、の中を歩くのが好きだ。極めて好きと言えると思う。池袋や神保町を好んでいる気持ちの中にも、間違いなく、懐古趣味的な悦楽が混じっている。あの頃のよさと最近のよさの響き合わせ、のようなものを妄想して楽しんでいる(こういう楽しみかたをしていると思う)。散策を終えたあとは、神保町を横切って帰ってきた。書泉ブックマートの跡地がABCマートになっていて驚いた。アニメイトになるとか聞いてたのになー。あんまり靴には興味ないからなー。なんてふうな残念な気分が出た。隣にあったパセラも、なぜか消えていて、お、と思った。
▼▼高校の頃、頻繁にお世話になっていた本屋に立ち寄って、報礼みたいな気持ちを交えながら、本を買った。『東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版』だ。通常版の刊行十年後である今年行なわれた増補講義が収録されたようだ。面白い本だという話はよく聞いていて、いつか読んでみよう、と思っていたので、よい機会だ、と思って買った。
▼▼日記に書いていなかったけれど、『モンスターハンタークロス』を最近買ったので(買わない予定だったけど、遊ぼうという企画が立ったので、乗った)、モンハンの攻略本なり付録のついてるファミ通なりを買ってみようかな、とちょっと迷った。結構様変わりしたし、インターネットだと情報が参照しづらいからだ。やっぱり紙媒体ってこういうメリットがあるよな、と再認識もした。とはいえ結局買ってない。が、ファミ通を買う、という行為に対して、ちょっとしたわくわくを覚えた。これも再認識した。以前は買ってたせいだろう。情報収集に快楽を覚えられるところがあると思うので、趣味を持つ、ということの一環として、専門の雑誌を読み続ける、ってことをもっと意識してもよいんじゃないか、楽しみが増すんじゃないか、と想像したのだった。

東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版

東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版