お茶の水丸善で買った

【1】零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係(西尾維新)

零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係 (講談社ノベルス)

零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係 (講談社ノベルス)

「ところでよ──美少年こと萌太くん。石凪っつーのは死神の家系だったよな? だから『殺し名』の人外連中の中において、唯一デスサイスで武装してるって話だったとこのあたりは記憶してんだが、しかしそれにしちゃあ美少年、お前は見たところ手ぶらもぶらぶら、徒手空拳じゃん。それって何で?」
 哀川潤は。
 不意に、とりたててこれといった前置きもなく──石凪萌太に向けて、そんな問いを投げかけた。

▼▼戯言シリーズの番外編な意味合いも持っている人間シリーズ、の最終編である。零崎人識を軸に据えている。四冊で刊行された。無桐伊織は『零崎双識の人間試験』で零崎となった少女である。零崎人識の妹のような位置付けで、保護的な意味も込めて一緒に行動しているようだ。てなわけで、時代背景は戯言シリーズ後となっている。四冊おのおのを最終刊として読む場合の推奨があとがきに書かれている。洒落のようなものだろうが、記憶しておいて、なぜなのか、を後程検討してみるのは楽しいかもである。無桐伊織巻を最終刊に据えるなら、出夢→双識→戯言→伊織、だそうだ。要するに年代順ってことかな。