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『六人の超音波科学者』森博嗣(講談社文庫)

六人の超音波科学者 (講談社文庫)

六人の超音波科学者 (講談社文庫)

▼Vシリーズの七冊目。もう七冊目か。あと三冊で終わりというわけだ。結構早い印象かな。それが終わらないと購入済みの『四季』が読めないので悔しい。つまり、とても楽しみにしている、と言ってもいい。森博嗣氏が、どこかで、前シリーズと今シリーズはある面では対応関係にある、と言っていた。おそらく『100人の森博嗣』で書かれていたのだろう。あの本のなかにはVシリーズのあとがきがある。だが、手元にないので確認はできない。まあなんにせよ、S&Mシリーズでの話数とVシリーズでの話数は無関係ではない、と考えることができるようだ。前にそれについて考えたことがあって、仮説も思いついてはいる。その考え方で考えると、今回の作品は、前シリーズでの『夏のレプリカ』の位置に存在する。夏のレプリカは好きな一冊だ。だから今作も楽しみにしている。