世界は称賛に値する

日記を書きます

代官山蔦屋書店に行ってきた(『アライバル』を買った)

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▼▼書店が好きだ。けっこういろいろな特徴的書店を巡ったりもしている。渋谷区代官山の蔦屋書店が非常にスゴイ、という評判をかねがね聞いてはいたのだけど、なぜか一回も行ったことがなかったので、思い立って行ってきた。代官山自体も初めてだ。渋谷や中目黒、恵比寿あたりが近い、という知識すらなかった。代官山の街並みに、まず面白い、と思った。▼▼数日ほど前に「アメトーーク!」という番組で「読書芸人」の第二弾企画をやっていて、その中で、代官山の蔦屋書店が出てきたのも、行こうと思ったことには影響している。同書店内に出来ていた特設棚「アメトーーク!特集」も楽しんだりした。
▼▼お洒落さを前面に押し出した本屋、というのはいくつかあるかと思うのだけど、流石にここが最高峰なんじゃないかなー、なんて思える出来栄えで、ちょっと感激した。
▼▼センスというか、意志というか、限界まで調整してみせることで達成できるであろう理想的美しさ、を、頑張って実現してみせましょう──隅々まで行き届かせてみせましょう、という意志の強さや神経の細やかさが垣間見える雰囲気があって、素敵だった。至極単純に言うなら、手間暇スゲエ、って思った。▼▼とはいえ、ここまでやっちゃうの?そして、ここまでやらないと(本屋というものは)駄目なの?といったような疑問を思うところも、あるにはあった。あったのだけど、そのうえでなお、こんふうにバランスを取ることができるんだ、スゴイ、と思わされたりしたのであった。


▼▼厳密に言うなら、素敵空間だ、という気持ちほうが先に来ているのかなー。
▼▼すごくよい本屋だ!って言うと、ちょっと違和感があるのである(なんとなく歯切れが悪くなってるのは、この違和のせいだろう)。沢山の本が並んでる、ということに魅力を感じてしまうじぶんにとって、理想的な素敵空間を作ると、こうなる! みたいな言いかたのほうが、正確なものだと思える。


▼▼「アメトーーク!」でカズレーザーさんが薦めていた『アライバル』という絵本を読んでみたら、あっさり一目惚れできたので、買った。

アライバル

アライバル