世界は称賛に値する

日記を書きます

1月5日シャイニング

はてなスター

はてなスターの引用機能が好きだとすこし前の日記に書いた。日記に出てきた素敵なフレーズを、ささやかな形で、それでいてしっかりと、称えられると思っているからだ。思考のきらめきとそれに対する好意を静かに伝えることができる。それに対して、なんかよいな、と思っているのだった。それに加えて、はてなスターについてはもうひとつ好きなところがあったな、とふと思い出した。なんというか、「あなたの文章が好きですと伝えてもあまり重荷だと感じさせずに済みそう」というところだ。

あなたの文章がとても好きです、という言葉には、重荷を背負わせる効果もあると思う(そういう効果が出ないケースもむろんあるとは思うけど)。称賛や好意が向けられたときに、期待に応えようとしてプレッシャーや義務感を覚えてしまうひとは、いるはずだ。書きづらいと思ってしまうひともいるのではないか、というシーンをすこしは想像してしまう。趣味で、無料で、せっかく書いてくれているものに、重荷なんて感じず、伸び伸びと書いてほしい、というのが基本的な気持ちである。ただ、そうは思いつつも、称賛や好意によってよい気持ちになってもらえればありがたいと思っているところもないではない。嬉しいと思ってもらえるならそれに越したことはないし、それでどんどん書いてくれるならそれはそれでありがたい。この、褒め称えたいしそれを認識してほしい、でも、プレッシャーを覚えないでいただけたら嬉しい、というアンビバレントな気持ちを、はてなスターのささやかさは、わりとうまいこと伝えてくれるんじゃないかな~、と期待するところがあるのだった。