世界は称賛に値する

日記を書きます

金曜日の始まり

▼▼最初の段落はおおむねまるまる削ってもよい、というか、削ったほうがよい、とかいう小説術を聞いたことがある。幾度か聞いたと思う。開始直後の加速には思いのほか時間がかかる、ってことなのだろう。エンジンが温まるまでは好きに動いて後々削れ、って感じかな。随想のような文章にも適用できるだろうか? って考えていた。無理筋? 最初を削る、ってことが、実際何を削ることに繋がりやすいのか、は、考えないと駄目か。
▼▼起床は午前7時。勤務開始は午前9時。切羽詰まってはいない。だからこそ、かな。

昨日はこんな言葉に出逢いましたゆえ記録しておきたいです。

→ 「「人間が変わる方法は3つしかない 1.時間の使い方を変える 2.住む場所を変える 3.付き合う人間を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない もっとも無意味なのは『決意を新たにする』ことだ」これ的を得すぎて福本名言よりビビりました」

→ 「特に、国連事務総長の特異なキャラクターを造形し得たというだけでも、この小説は比類のないものだと思う」

→ 「いくつか好きなのがあって、絶対自分の中では定番っていうのもあるけど、そのときの気分で違うのが食べたくなるときもある。その気持ちは、別に人を傷つけようとかそういう悪意のある気持ちじゃない」

→ 「説教みたいなこと言える人間でもないのになあって思うし、わかったようなことを偉そうに押し付けがましく言うような人間像はかなり嫌悪しているはずだし。だけど、結局人は自分の中に強くあるものを嫌うのだという話なのかもしれないです」

→ 「俺に必要なのは速度じゃない。論理構造なのだ。論理マークアップは素晴らしい」

→ 「ことあるごとにたとえ話を持ってきて、そのことについて(話題が多岐にわたるんだよね。クローンヒツジからエヴァンゲリオンまで)知っている人からすれば結構クドいんじゃないかな―とも思うんだけど、でも知らない人からしたらかなり親切なの。感動しちゃったのが、「科学ってのはこういうものだ」ってのを説明するたとえ話。それになんと、「鬼太郎」を持ってくるの」

→ 「田中さんのすごいのはね、超一流の剣術の人が真剣を持って斬り合っている真ん中に、ぼんやりとボールを拾いに行ける感じ?」

→ 「言語と同等の別のなにかを探すときに、言語と一見同じものを探したら言語しか見つからないだろう。言語とは一見違うものを探さないといけないのだ」