▼終幕直前だろう。終わらないでくれ、と叫びたくなる。というか、胸中で叫んでいる人格がいるのがわかる。登場人物が好きすぎる。強いて言うなら真山と野宮が特筆して好きかなあと思う。畜生、なんてやっぱり思ってしまう。輝いて見えるものに出逢えて、幸せを味わって、なんでずっと味わい続けることはできないんだ、とか思ってしまう。また出逢えるさ、という言葉で諦観と希望を呼び寄せることは、無論できる。でも。ハチミツとクローバー (9) (クイーンズコミックス―コーラス)
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/07/14
- メディア: ペーパーバック
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