連想は紙吹雪から始まり、現実は問題化で終わった

▼連想は紙吹雪から始まった。まんまじゃん、と笑った。けど思いついてしまった。落葉を眺めていた。流れ落ちる。まるで紙吹雪のようで、はらはらひらひらふらふらと、風に舞い、風に踊る。衝撃を受けていたんだと思う。衝動を覚えていたのだと思う。決して激しいものではなくて、ごくごく静かに、やんわりじんわりと、けれど間違いなく胸中には衝撃と衝動があった。ゆっくり侵食されていた。ゆったり染色されていた。明らかな変貌があった。明確な変質があった。光が――眼が――瞬時に染め上げられてしまう。不意に吹き出した。笑えた。笑うしかなかった。ほかに思いつかなかったし、思いつけなかったし、思いつきたくなかった。機能に権利を剥奪されたのがわかった。逆らえない。幸せには逆らえない。好きだけど、だから嫌いだ。▼胸に痛みを覚える。同じ失策だった。複数繰り返してわかっていたはずの、しかし、幾度繰り返してもわかっていなかった、確実な過誤だった。あっさりと落ちてしまっていた。どっぷりと沈んでしまっていた。何故だろう、なんて問うてみる。答えは簡単だった。同じ過ちをいつかまた繰り返すだろうことに恐怖を覚えていたのだった。だから、問題を検討しようとした。整理しようとした。同じ轍が怖いなら、同じ轍を踏まないよう変えていくしかない、と判断したのだ。ならば原因を究明するしかない。ならば整理するしかない。考える。諦め悪いなあ、と笑う。なかなか悪くないと思えた。結構しぶといんだぜ。と思えることは悪くなかった。笑う。無理矢理笑う。敗北は敗北だ。認めて、変われ。考えて、感じて、選んで、動け。