世界は称賛に値する

日記を書きます

最寄りのブックオフ

Y (ハルキ文庫)

Y (ハルキ文庫)

▼改めて購入してみた。もう何度目なのかわからない。好きすぎてすぐに人にあげたり貸したりしてしまっているからだ。このあたりが普遍的なおもしろさなのではないか、と判断している作品だ、と言ってもいいのだと思う。もしかしたら佐藤正午氏の小説の中では異色なものなのかもしれない、とはたまに思う。わずか感触が違う、と思えるからだ。

夢の木坂分岐点 (新潮文庫)

夢の木坂分岐点 (新潮文庫)

▼筒井康隆氏の小説は、現状では『文学部唯野教授』と『家族八景』と『ロートレック荘殺人事件』しか読んでいない。なんて風に否定形で書きたくなるのは、もっと読まねばならないのではないか、という意識があるからだろう。発想の鋭い人であることは、現状ですでに強く感じられている。これは以前に知り合いから推薦を受けていたもの。