▼おおむね誰かしらの幸せを願っていたりはするほうだと思う。単に『幸せな人間を見ているほうが大抵気持ちがいい』からだ、し、逆に『不幸な人間を見ていてもあまりいい気持ちはしない』からだ。ゆえに、あなたが幸せな人生を送ってくれているなら別にそれでかまわないさ、なんて気持ちを感じられることも、多い。多い、のだけど、できればその幸せな姿をそばで見ていたいなー、なんていう身勝手な気持ちを、幸せでいて欲しい、という切望とともに感じられてしまう人も稀にいたりして、つまりこれが『惚れてる』とかいうやつなのかも、なんて考えてしまうことも、たまにはあったりする。▼勤務を終えたあと、ネコ氏から着信があったことに気がついた。電話を掛け直す。話していて、じゃあひさしぶりに遊ぼうぜ、という流れになった。で、いつもの如く皆にネコ邸への召集を発令してみたわけだ。着替えてから向かうよ、と告げて電話を切る。参加者は総勢五名。ネコ氏イネ氏ミヤ氏アイ氏という普段通りの顔ぶれだった。到着後しばらくは、アイ氏とニンテンドーDSの『だれでもアソビ大全』で対戦して遊んでいた。ピクトチャットにもはまる。最後は新入荷商品の『ウイニングイレブン10』で対戦&協力プレイを実施。なぜかワールドカップ出場を目指してひどく頑張ったりもしていた。対戦をしようと思うのならシリーズ最強の出来かもしれないなあ、なんてちょっと考えていた。バランスに関しては無論まだ不明瞭である。が、操作感は間違いなく良くなったな、と思えたからだ。動かしているだけでとりあえず気持ちいい、というような気配があったのだ。全体のテンポが素晴らしく良くなった、なんて言ってしまってもいいかもしれない。欲しくなった。