世界は称賛に値する

日記を書きます

近所の本屋

シャンク!!ザ・ロードストーリー VOL.2 百年かけた願い事 (角川スニーカー文庫)

シャンク!!ザ・ロードストーリー VOL.2 百年かけた願い事 (角川スニーカー文庫)

▼最終巻。連載短編が二冊、書き下ろし長編が二冊、で完結だった。連載短編の『レイトストーリー』時代は、おもしろいなー、というやんわりした感情だけがあった。劇的な感動はあまりなかった。が、書き下ろし長編の『ロードストーリー』になって、比較的印象が変わった。要するに、劇的なおもしろさ、が見えてきたのだ。絵師も嫌いではない。

ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟 (電撃文庫)

ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟 (電撃文庫)

▼好きな作品だ。ただ、以前のほうが好きだった、とは思う。最近は逡巡や停滞を感じてしまう。突破できなさ、みたいなものを感じてしまうのだ。シリーズ開始時は『突破すべき壁』をおおまかにしか感じることができなかった。けれど今は壁がだいぶ明確になってきた。おかげで螺旋階段のようなもどかしさを感じてしまっているんだろう、と考える。