紀伊国屋本店

図解 ビジネスの現場で活きる 思考力と対人力

▼おもしろい、という話を聞いたことがあったのだと思う。詳細は憶えていない。が、以前からずっと頭の隅にこびりついていた。規模の大きな書店へ行くたびいちおう探してみたりもしていた。見つからなかった。という状況が欲求を増幅させ続けていたらしい。

覆面調査員が明かす繁盛店の極秘ノウハウ

▼ビジネス書を初見の情報だけで購入に踏み切るのはたぶん初めてだ。覆面調査員に対する好印象は、パコ・アンダーヒル氏の著書『なぜこの店で買ってしまうのか』に由来しているのだと思う。調査員が調査時にどういったところを見ているのか、が知りたかった。

続・入りやすい店売れる店―誰でもできる顧客満足サービス

▼陳列や装飾に対してはこれまでほとんど意識したことがなかった。就職してさすがに意識するようになった。提案力、というものを最近は強く意識させられる。おすすめされている、という雰囲気に流されてたしかに買ってしまうことがある、と自覚したからだ。

すごい解決 ― すぐに使える問題解決カード(32枚)付 ―

▼流行の小説、は、密度が薄くて物足りないことが多いように思う。経験則だ。が、流行のビジネス書、は、あまり密度が薄くなくてむしろ素敵なものが多いように思う、と最近は認識している。前著『すごい会議』は傑作だった。思考の片鱗を奪いたい、と思った。

ノンデザイナーズ・デザインブック Second Edition

▼悪いけど価値観はひとそれぞれだからね、なんてわざわざ言わなければならないほど多種多様な『価値観』など存在するのだろうか、とたまに考える。核心部分は誰でもおおむね似たようなものなのではないか、と感じることがあるからだ。装飾の核心、と期待。