世界は称賛に値する

日記を書きます

起床後も映画を観る

 目覚めて、今日は何を読もうかな、と考える。書棚から取り出したのは『東大生が書いたやさしい株の教科書』だった。株を始めよう、とは以前から考えていた。のだけど、その計画をあまり進行させていなかった。情報収集も頓挫していた。言うまでもなく怠惰が影響していたのだと思う。今のままでも楽しいんだからこのままでいいじゃん、というような惰性が、間違いなく変化を阻止していた。気に喰わなかった。改善を考えていた。これを読もう、と思ったのは、要するに、改善のための一歩、だったわけだ。部屋の掃除をしていた。仕事は休み。掃除中、部屋の隅にあった『GO』と『ジャイアント・ロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』の第3話と第4話を観ていた。どちらも物凄くひさしぶりに観た。間違いなく『GO』は好きな映画だ、と言える。原作と同じくらい良い、という感想を持つことができた稀有な映画だ、なんてことすら思っている。小説は映像化されるとおもしろさの質が変わってしまうことが多いからだ。単純かつ正確に言うなら、映画の中で語られている『理想』と私の抱えている『理想』がとても似ているから、賛意によって評価が高くなっているのだ、なんてことも言えると思う。ひさしぶりに観た『ジャイアント・ロボ』も同じくらいおもしろかった。熱かった。紛れもなく素晴らしいアニメだ、と言える。以前観たときとは違う感触も覚えられたように思う。年齢を重ねたからだろうか、なんて考えていた。呼炎灼の卑怯なまでの強さが素敵だった。