世界は称賛に値する

日記を書きます

明日も働いてもらいたい

 たとえば『十日間休み無しで仕事をしなければならない』という状況に陥るとして、私の場合、最初の時点で「これから十日間働いてくれ」と言われるよりは、普通に一週間働いて「明日は休みだ」と思っているところで「あと三日働いてくれ」と言われるほうが好きだ。最初に「あと十日も働くのか」と思ってしまうよりは、途中で「あと三日くらいなら余裕だな」と考えてしまうほうが楽だからだ。なぜか「あと三日も働くのはキツイ」とはあまり思わない傾向がある。無論、休みにはっきり予定を立てていることが少ないせいもあるだろう。立てていた予定を直前で潰されたりしたら、さすがに残念に思うかもしれないが、そういったことが私の場合はあまりないのである。というわけで、本来ならば休みだったはずの月曜日。出勤することがツライ、というようなことは、やはりまったくなかった、と言っていい。明日が休み。それで十分だった。混むかもしれない、という予測があった。金曜日が混むと月曜日も混む、という経験則から発生した予測だった。つまりは、その救済策としての勤務日変更だった。ゆえに、売場を手伝う。単純に手伝う。こんなもんで問題ないかな、と判断できたところで帰宅。残業は2時間ほどだった。通勤中には『雷電本記』を読んでいた。途中で止まっていたからだ。染みるようにおもしろい。勢いで『彼氏彼女の事情』最終巻も買った。これもおもしろかった。爽快だった。