世界は称賛に値する

日記を書きます

宴の始末

 読書が好きだ。読書とは書物を読むことであり、書物とは思考に沿って言葉が羅列されたものである、と改めて認識する。とすると、読書が楽しい、というのは、思考に沿って並べられた言葉を読む、という行為が楽しい、ということになるわけだ。当然の理屈なのだが、そういう風に認識を更新して落ち着かせると、新しく見えてくるものがあるのではないか、と思う。午前9時出勤。今日はかなり混むだろう、と予測していた。先週末の土曜日と日曜日に夏のキャンペーンを行ったからだ。その影響があるはずだ、と予測していたわけである。睡眠時間3時間ほどで起きていつもより早く家を出たのは、言ってしまえばそれに対応するためだった。早めに出勤してできることを先に済ませておいて手伝えることを手伝おうか、という趣向である。睡眠時間が短くなってしまったのは、昨晩遅くまで遊んでいたせいだ。友人が突発的に購入を決めた釣りゲームと『マーセナリーズ』が無駄な盛り上がりを見せてしまったのである。おもしろかったしまあいいか、とは思う。睡眠不足も実際にはさほどつらくなかった。想像していたほど混まなかったおかげだ。定時を過ぎて手頃な疲労を覚えながら家路についた。帰り際に寄った書店で、秋田禎信氏の新刊『シャンク!! ザ・ロードストーリー』を発見し購入。秋田禎信の小説が読める、ということに、意外なほど喜びを感じている自分がいて、おもしろかった。