世界は称賛に値する

日記を書きます

あの頃の幸せを求めて、ではなくて

 比較的『懐かしい』という感情が好きだ。懐古は私にとって快楽だな、とすら思う。そして、そんな風に感じられるのは、幸せを感じることができるだけの過去があるからだろう、とも思う。もしかしたらその幸せに浸ろうとしていたのかもしれない。ふと気づけば漫然と昔のことばかり考えてしまっている自分がいた。明確な理由は不明。なぜかそういう傾向があるようだ、ということに気づいただけだ。というか本当に理由がよくわからなかった。現状に耐え切れない不満があって、過去の幸せに逃げ込んでしまいたかったのである、とか、そういう明確な理由があったわけではなかったはずだ、とは思う。