世界は称賛に値する

日記を書きます

他人の思考を参考にして賢くなれ

 賢さの研鑽のためには、世界に存在するさまざまな思考から《賢さ》を観察したほうが効率が良い。井の中で安住していたら大海を知ることはないし、知らなければ求めることすらできないからだ。つまり、独学では限界があるよな、という話。師や友と話し合ってその思考を見るのでも良いし、先達が書き残した書物でその思考を見るのでも良い。他人の思考を見る、という意味で言えば、優秀な人間と語り合うことと、秀逸な書物を読み込むことは、等号で結んでしまっていいのだと思う。言ってしまえばこれは、賢くなりたければ人の話を聞け、という話である。そして、読書ってのはお手軽にそれができるぜ、という話だ。別に賢くなんてなりたくない、と言うならかまわない。でも、賢くならなければ達成できないことがある、ということは認識しておいたほうがいいし、自分が本当にそれを求めていないのかどうか、くらいは改めて確認しておいたほうがいいと思う。