世界は称賛に値する

日記を書きます

Utada Hikaru in BudoKan 2004 ヒカルの5 [DVD]
▼宇多田ヒカルのライブDVD。宇多田ヒカルの歌に対する思い入れは少ない。が、良い歌だと判断してはいた。というかそもそも私は、女性の唄う歌に対して、好きだ、と思うことがあまりない。たぶん、聴くより唄う方が好きだからだろう。学生の頃は友人との付き合いで、かなり頻繁にカラオケに行っていた。その習慣の結果なのか、むしろもともとそうだったからこそカラオケにはまったのか、わからないけれど、とにかく、私は、唄うのが好きらしい、と判断している。音楽を聴かない人間だったのにもかかわらず、普通に聴くようになったのも、聴かなければ唄えない、からだ。そんな音楽的軌跡を歩んできているため、女性の歌には、あまり興味が惹かれないところがある。無論、キィが高くて唄えないせいだ。しかしそれでも、聴いていて心地いいかどうか、くらいの判断なら下せるし、歌詞に対する評価もできる。そういった意味で、宇多田ヒカルの歌は、かなりレベルが高い、と思う。特に好きなのは『蹴っ飛ばせ!』という歌で、シングル曲ではない。とはいえ、思い入れがないのにアルバムを聴くはずもなくて、ラジオかなにかで最初は聴いたのだと思う。聴いてすぐにアルバム『ディスタンス』を借りた。そんなわけで、この曲は、かなり前から好きだ。ま、今さらだが、シングル曲も良いと思う。シングル曲のなかでは『光』が好きだ。ただこれは、PS2ソフト『キングダムハーツ』のオープニングの出来の良さも影響していると思う。主題歌で、オープニングの演出が素敵だったからだ。