現在形だけ過去形だけ文章

▼▼初めて小説を書いた時に文章の時制の選択で非常に沢山悩んだのを憶えている。する/している/した/していた/なのだ/なのである/なのだった/だった/したのだった/していたのだった。現状であっても不明瞭だ。
▼▼英語圏の小説では、基本的に、現在形と過去形を混ぜこぜに使うようなことはないようである。▼▼日本語圏の小説だと、現在形と過去形を、おのおのが持つ響きの違いを活かしてリズムを取るかのように、使い分けている印象がある。リズムを取ろうとおすすめしている指南を見かけたりもする。
▼▼ぜんぶ現在形、ぜんぶ過去形、ぜんぶ現在進行形/過去進行形、といった、極端な選別による文章を、実験的に書いてみて、響きを、感触を、意味を、見比べてみたい、って考えてみることも多い。複数回思ってきている。▼▼日記の中で行なわれる選択の基準や権限も謎だ。
▼▼検索すると、ここにまつわる問いの論文が沢山あって、非常に面白かった。