機巧童子ULTIMO-4巻(スタン・リー×武井宏之)を読み終えた

機巧童子ULTIMO 4 (ジャンプコミックス)

機巧童子ULTIMO 4 (ジャンプコミックス)

▼▼引き続きおもしろいな。世界やり直し、だ。回向や回帰は武井宏之の持ち味みたいな雰囲気がある。でもって前哨戦の雰囲気だ。準備段階が終わってからの準備段階。独特の世界観美意識リズムテンポで、善きニンギョウと悪しきニンギョウをぶつけ合って善悪を知り「決める」ための戦いが、また始まる。というか、改まる。知るための旅の始まりであった。▼▼善人が悪人に「変貌せざるを得なくなる」瞬間のことを考える。考えてしまうな。週刊少年ジャンプっていう「教典」が印象に残ってて、ストーリー伏線的にも気になってる。エコさんが好きなので、あえて読ませるだけの意味はあるんだろう、っていう期待がある。相手を「知る」ってことを物語の主線に持ってきてて、震えた。相手とぶつかってまず「知って」こい──同じ間違いを繰り返さないために、っていう精神を大切に語ってくれるようなところが、著者の好きなところだ。過去入間語りについては、もっとエゲツナイ追い詰めがあってもよかったけど、続いたので次巻に期待してみよう。

「君に戦う覚悟があるなら放課後エコさんを訪ねろ大和。
 そこには第3の選択肢もある。
 だがそれは到底現実的な作戦とは思えない」

「食えよ大和、
 まず何事も知ることが大切なんだ」

「ならばせめて気付いた者だけが民を助ける。
 君もそうは思わんかね、盗賊君」

《75点》
[若干点数低めなのは、世界一回ひっくりかえって改めての前哨戦だから][狹山さん可愛い][記憶操作と時空操作][転生操作][第三の選択寿司、超トロ][善と悪は食ってみるまでわからない][時空操作──対──読心][知る/知れ][罵詈世伝衆弁当の牛車シリーズ]