世界は称賛に値する

日記を書きます

対話の背後にある縛りを意識してしまう

▼探していたものは見つからなかった。むしろ販売しているか怪しかった。探索を終えたあと、鰻を食べることになった。鰻は好きだ。ほんのり、ほんわか、胸中に歓喜を覚えることができた。連れ二人の話を聞く。話せること――話せて、理解されること。最近は意識がそのあたりの領域に向かいがちだ。懸念があるらしい。同時に、最近は『対話を取り囲むぼんやりとした枠組み』が妙に気になってしまう。邪魔だな、とか時には思う。以前から考えてはいるのだ。純粋な疑問を純粋な疑問のまま訊ける、ということについて。単純に思いついたままの疑問を訊ねられるような状況を理想だと思っているところがあるらしい。別に傷つけたくはないし、傷つけるつもりもなくて、単純に、知りたいことがたくさんあるからだ。聞きたいことがたくさんあるからだ。けれど、訊けない。訊けないと判断させるものがある。雰囲気と空気。打破できないもんかね、なんて課題化している。