世界は称賛に値する

日記を書きます

馬鹿たちのWii祭り

▼理解を無理矢理捻じ曲げる。誤解に無理矢理持っていく。勘違いを捏造する。楽しいだけの馬鹿会話、というのはそういうものだと理解している。馬鹿会話をしていた。馬鹿会話ができる相手だったからだろう。言葉が噛み合わなくても、対話は噛み合っている、と認識できる相手だった。愉快で愚劣な冬の夜気はひどく寒くて、勢いで思わず酒なんかを買いこんだりもして、話題と期待の新機種『Wii』を抱えながら、きっちり集合の声はかけられたのだった。▼コントローラ4つ。はじめてのWii。Wiiスポーツ。箱を開けていく。妙にわくわくするものがあった。箱を開けるとかは確かに好きだけど、箱を開けるのにわくわくしていた、というよりは、皆で集まってこういう風に楽しめる、ということにわくわくしていたのだと思う。起動は一瞬だった。情緒ないなあ、と笑った。