世界は称賛に値する

日記を書きます

新人歓迎会

▼努力し続けた経験が少ない。というのが自分の弱点なんだろうな、と判断している。ほぼ間違いなく弱点だろう、と思える。受験も就職もおおむね『なるようになる』というような勢いだけで済ませてきてしまったように感じているからだ。無論、済ませられた幸運には感謝しているし、これといって致命的な後悔があるわけでもない。ごく単純に、だとすると経験していないことがあるってことなんだよな、と判断しているだけだ。という判断から、経験がないってことはつまり『自分にそれをする能力があるかどうか』を測る試料がないってことなんだよなあ、なんて考えていただけだ。要するに、自分自身が『努力し続けることが可能な人間』なのかどうかいまいちはっきりしない、なんていう曖昧を抱えていることは、どうしたって弱点になってしまうんじゃないか、なんてことをちょっと考えていたのだった。▼新人歓迎会が行われた。開催地は日本橋。最近になって新入社員が妙に増えたのだ。いちおう、業績が比較的好調である証、なのだろう。思いのほか楽しい雰囲気だった、と言える。もしかしたら雰囲気のいい会社なのかもしれないな、とはたまに思う。▼同じ業種の別会社からうちの会社へやってきた人物がいる。引き抜き、とか言われるような状態だったのかどうかはよく知らない。最近の人事異動でその人物が上司になった。確かに優秀な社員なのだろうな、というのは、動きやなにかを見ているだけでいちおう想像できた。ひと言で言うなら、行動に無駄がない、のだ。優れた判断ができるし、優れた判断から導き出した答えをきちんと実行できるし、実行に無駄が少ない、のである、この人には負けたくないなー、ということは正直思っていたりする。賢さ関係の性質で敗北を認めるのが嫌いだからだろう。まだまだ遥かなる道のり、ではありつつだ。