世界は称賛に値する

日記を書きます

補完

 普段は一人でこなしている作業があるとする。二人で分担してやるなら費やされる時間は半分になるか、と問われれば、いつもそうなるとは限らない、と答えるだろう。なぜならそんなのは作業の性質によるからだ。分担の仕方にもよるからだ。しかしそれでも、おのおのが行う作業の量は確実に減るだろう、と考えている。というか、そんなことを計算しながら働いていた。先週に引き続き今週も珍しく金曜日出勤。あいかわらず人数が足りないせいだ。もう金曜日はどうにもならんな、という雰囲気。出勤できない人よりも、出勤できる人、に迷惑と苦労をかけてしまうのがツライところだ、と思う。到着後、まずは商品を売場に出して、その後は売場作業の手伝いに徹する。これはどうにもならん、と感じるようなことはなかった。それほどの混雑ではなかったからだろう。おかげで多少の余裕も持てた。その余裕を使って溜まっていた作業を進めてしまう。それがおそらくは失策だった、と今は判断している。むしろ反省している、と言える。きっとそのせいで余計な苦労をかけてしまったはずだからだ。朝番時間終幕。さすがに二人はないよなあ、と改めて思う。社員を入れても四人ないし五人か。しかし同時に、二人でもとりあえずどうにかなる、ということも証明されてしまったわけだ。今後の参考として記憶にとどめておくべき事実だろう、と考える。早めに出勤してくれたヨシ嬢にも感謝を伝えておこう。