ジョブズ愛読が売りの禅の本と、ふと見かけた大阪研究の本を、三省堂で買った

禅マインド ビギナーズ・マインド (サンガ新書)

禅マインド ビギナーズ・マインド (サンガ新書)

 初心者の心、「初心」には、「私はなにかを得た」というような思考がありません。どのような自分中心の思考も、無限に広い心の中に限界をつくります。なにかを達成したいとか、達成したというような心がないとき、つまり、自分中心の思考がないとき、私たちは、本当の初心者なのです。このとき、私たちは、初めてなにかを学ぶことができます。初心者の心は、すべてを受け容れる慈悲の心でもあります。私たちの心が慈悲に満ちているとき、それは無限なものになっています。私たちの宗派を開いた道元禅師は、この無限の、本来の心からつねに始めることが、いかに大事なのか、いつも強調されました。このとき、私たちは、本当の意味で自分に正直であり、ありとあらゆるものに共感を覚え、そして、実際の修行をすることができるのです。
──P.34 Prologue

よりぬき大阪学 いらちで食い倒れで“ちゃうちゃう

よりぬき大阪学 いらちで食い倒れで“ちゃうちゃう"で (朝日文庫)

「大阪学」という講座を帝塚山学院大学で始めたのは、一九八八年四月であった。六年間つづいたことになる。地名を冠した学問を大学で正式な講座にしたのは、異色ではないかと思う。先例がないから、形を作るのに時間がかかった。
 まず、大阪に起きている現象をしっかりと捕らえる。自分たちに身近で関心の高い現象でなければならない。それを縦横に掘り下げる。できたら数字がほしい。単なる印象であってはならないし、お国自慢も排する。次に、それが何に由来しているかを、あらゆる角度から考える。
 やってみて、いろんなことがわかった。大学のとくに文科系の講義が現代社会に適用されず、学生の関心が低いのは、現代の学問があまりに縦割りで細分化し専門化しすぎているためである。これでは全体が見えず、役に立たない。そこで「大阪」という横線で割ってみるのだが、実に広く無数の学問が必要になってくる。なかなか難しい。しかし、試みた。これまでの私の仕事がほとんど大阪にかかわっていて、このたびはそれを総動員することにもなった。
 これは大阪そのものの話である。だが、大阪をよく理解するには東京との比較が分かり易く、面白い。そこで、期せずして東西文化論になったようでもある。ただし、どちらがいいか悪いかの論議ではない。
──P.4 はじめに

▼▼旅行中にうろうろしながら買った。▼▼禅には興味がある。好きだと思う。前から仏教関連には好きな要素が多いけど、特に好き。▼▼大阪学については、西日本や大阪に対しての興味というよりは、民俗学や地域文化研究楽しそうって好奇心が最近働いてる。