▼みんな褒めてるんだもんなあ、欲しくなるよ、というあたりが的確なところだろう。米澤穂信が好きなら、みたいな言説も、強い影響を与えていた。ミステリは好きだけど、がちがちのミステリ、はあんまり好みじゃないのかも、と、最近は考えている。ミステリには、謎と解明、という形式だけでなく、世界観においても、ミステリっぽいぜ、というのが、あるように思う。謎を追い出すとどうしても滲み出る雰囲気、みたいなものだ。
- 作者: 似鳥鶏
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/10/31
- メディア: 文庫
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