世界は称賛に値する

日記を書きます

2006-02-27から1日間の記事一覧

なぜわざわざ選別するのか

なぜ選別のための武器が必要なのか。というか、なぜ選別が必要なのか。おそらく『世界が広大すぎるから』だろう、と想像している。つまり、広大な世界を支えられるほど人間の能力が高くないからだ、と私は考えているのだ。さすがに広すぎてすべてを等価のま…

一時間過ぎれば一時間分変化する

一時間が過ぎれば、一時間分の『経験』が増える。つまりそれは、一時間過ぎれば武器を練磨するための材料が一時間分増える、ということだ。言い換えるなら、一時間前の武器と、一時間後の武器では、すでに一時間分違いがある、ということだ。だから、一時間…

練磨のために使う、すべて

あなたが知覚したもの。あなたが認識したもの。あなたという存在にこれまでかかわることのあったすべて。それが『経験』だ。昨日友達から聞いた言葉も、かつて起こしてしまったミスも、嬉しかった大切な思い出も、物語として語られている妄想も、子どもの頃…

好きだとか有用だとか判断するための武器

価値観という武器は『経験』という名の砥石によって少しずつ鍛えられていく。着実に鍛えられていく。そして、どういった経験を積んでいくか――積んだ経験をどんな角度であてがっていくか、そういった違いが武器を少しずつ違うものにしていくのだ。鋭くきらめ…

好きだとか有用だとか勝手なこと言われる前の世界

ただすべてがあるようにあるだけ。という『端的な世界』を想像することは、できるように思う。価値観による選別に晒される前の世界、であり、美意識による検閲を通される前の世界、である。つまりは、すべてが等価な世界、だ。目的というものが配置される前…

人間ガ精選スル月曜日