世界は称賛に値する

日記を書きます

2005-12-19から1日間の記事一覧

言葉は所詮想起させるもの

たとえば『痛み』も『哀しさ』も、言葉通りの感覚があるわけではない。そういった言葉を連想させる『混沌とした衝動』みたいなものが胸の内で蠢いているだけだ。さらに言うなら『小学生』だとか『デジタル』だとか『騒がしい』だとかだって、言葉通りのもの…

おのれの価値判断を価値判断する

行動する際に、行動した際に、自分のその行動はどうなんだろう、と思考することが人間にはできる。そして、自分の行動はどうなんだ、と思考する自己意識について思考することもできるし、あるいは、自分のその行動はどうなんだ、と思考する際に使用している…

駄目なのが良い、としか言えないもの

駄目なのが良い、という表現でしか言えない複雑な感覚や感情があるのではないか、ということについての思索が不足している、と思った。単純に、良い、とか、悪い、とかでは言えないものがある、というのは、おそらく妥当な判断だろう。それをどうにかするた…

駄目なのが良い、は怖い

対象について『駄目だ』と感じている癖に、今度はその『駄目だ』を対象にして、駄目なのが『良い』のだ、と言うことができる。つまり、悪い、と思ったものを、良い、に変換することができる、というわけだ。何でもかんでも対象にできる、という人間の持つ思…