世界は称賛に値する

日記を書きます

2004-08-15から1日間の記事一覧

▼苛立ちというやつは、文章を書くうえではそれなりに役に立つ感覚だろう。なんて思考してしまうのは無論、苛立ち、と表現できるような感覚が今まさに私のなかにあるからなのだが、そのことはとりあえず置いておく。まあ苛立ちに限らず、強い感情というものは…

▼いくつか本を買ったので記録。 『試験に出るパズル 千葉千波の事件日記四月〜八月』 ――著者/高田崇史 出版/講談社文庫 『誇りと抵抗 権力政治(パワー・ポリティクス)を葬る道のり』 ――著者/アルンダティ・ロイ 出版/集英社新書

▼もっとおもしろい文章を書きたいなあ、と思っているんだけど、なかなか難しい。どうしてもいつも書いているスタイルの文章になってしまう。思考しつつキーボードをタイプして文章を紡いでいくという行為に、すでに一定の癖ができているせいだろう。良くも悪…

▼とはいえ、私は、そういう形でなされる解釈が、ことごとく見当違いで無駄だ、なんて思っているわけでもない。微妙なところではあるのだが、しかしともあれ、そういった解釈を(というか、そうした解釈を表明するという態度を)危険な行為だとは思う。時にそ…

▼私には求めているものがあって、文章を書くことがそれを獲得するひとつの手段になりうるのではないか、と推測している。昨日はそのことを表現するのに、文章を書くことが私のもとにそれを届けてくれるのか――ということにひどく興味がある(要約)と記述した…