世界は称賛に値する

日記を書きます

最寄りのブックオフ

高校生のための論理思考トレーニング (ちくま新書)

高校生のための論理思考トレーニング (ちくま新書)

▼論理が好きだ。無論、論理が思考のすべてだとは思っていない。論理だけが優れているとも思っていない。論理は思考の持つ素敵な機能の一つであり、思考が持つほかの機能と同じように極めて優れている、なんて思っているだけだ。以前にみちアキさんが「いいかも」と言っていたのを憶えていた。読んで、なるほどこれはいいものかも、と思えた。

草の上の朝食 (中公文庫)

草の上の朝食 (中公文庫)

▼尊敬する小説家のひとりだと断言できる。保坂和志さんの放つ言葉にはいつもはっとさせられる。考えたことのなかったこと。考えればわかったであろうこと。知らなかったこと。知っておくべきだったと思えたこと。などをはっきりさせられるからだろう。前作である『プレーンソング』は読んでいて、好きで、でもまだ続きを読んでいなかった。

ハチミツとクローバー (4) (クイーンズコミックス―ヤングユー)

ハチミツとクローバー (4) (クイーンズコミックス―ヤングユー)

▼胸をがっちり掴まれた、なんて感じる。笑うことが多い。読んでいてわりと笑う。共感して笑う。楽しくて笑うし、寂しくて笑うし、情けなくて笑うし、羨ましくて笑うし、綺麗で笑う。時に胸が震える。で、何ができるんだろう、って思う。ままならないことばかりだ。けど、どうにもならない? どうにもできない? 何かができるんじゃない?