世界は称賛に値する

日記を書きます

わけわからん、と言えることが、わけわからん

▼理解できないという言葉を聞いている時に思うのは、理解できないとか言うけどあなたの中にもそれはあるでしょう? というような疑念で、まるで無関係だけど、というスタンスの批判が、軽く苦手だ。無論、確かに関係ないと思える人もいる。すでに問題を乗り越えてきている人もいるし、最初から種類が違うと思える人もいる。けれども、そうじゃない人もいる。▼煙草の投げ捨てをしてしまう人が、ほかのマナー違反に対して、なんであんなことできるんだ、とか言っている時に、同じ精神構造じゃん、と思ってしまう、というような話である。表面的には違っていても内部的には同じなのだろう、という前提が判断に組み込まれてしまっている、という話としても捉えられる。無論、同じなのかどうか問い直す必要はある。問い直し始めたら、さっきの投げ捨てと今の投げ捨ては同じ精神構造なのか、という個別性あたりまで突き詰めたくなってしまうとは思うのだけど。