世界は称賛に値する

日記を書きます

懐かしい顔

 強い後悔があった。覚醒直後に、あーあ、とでも言いたくなるようなうつろな陰鬱を感じてしまっていた。理由がわからなかったわけではない。たぶん衝撃を受けていたんだと思う。おそらく自覚していた以上に衝撃を受けていたんだと思う。それが悪いとか駄目だとか思っているわけではない。でも、良いとか素敵だとか思っているわけでもない。価値判断ばかりしていてもしょうがないからだ。強くなりたいと願っているのは結局君なんだから、まあ頑張れよな、と、ただ思う。午後5時出勤。遅い出勤時間。いつもよりゆっくり準備することができた。深夜まで残る必要があったおかげだ。深夜まで残るのは基本的に嫌いじゃない。だから、特に不満を感じたりもしなかった、と言っていい。多少早めに家を出る。混んでるかもしれないなと思ったこと、と、ほかの店舗に寄る予定があったこと、が、早めに家を出よう、と考えた理由だ。商品を預かって出勤。予想していたほどは混んでいなかった。それなりだった。が、スタッフの一人が休んでしまっていた。多少つらくなったが、きつかったら残りましょうか、と別のスタッフが言ってくれて、それが嬉しかった。深夜に近づけばそれなりには余裕ができる。ので、いろいろと売場をいじっていた。とりあえずは大量入荷予定の商品に対する準備を行う。遅れていた作業の穴埋めも手伝った。そのまま閉店まで働いて、タクシーで帰宅。軽く第2次αを進めて、就寝。