世界は称賛に値する

日記を書きます

我が絶望つつめ緑(秋田禎信)

我が絶望つつめ緑―魔術士オーフェンはぐれ旅 (富士見ファンタジア文庫)

我が絶望つつめ緑―魔術士オーフェンはぐれ旅 (富士見ファンタジア文庫)

P.31

(そう。クリーオウ。君もイレギュラーなんだ。ぼくにとっては)
 処理すべき仕事ではなく、挑戦すべき標的となった。
 どうしてなのか。分からないはずもないが、言葉にできない。
 あるいは恐ろしく単純な言葉になってしまうのだが、それを認めるわけにはいかない。それくらいなら、分からないほうがいい。