世界は称賛に値する

日記を書きます

非言語感覚で人を強気に判じたりしたくない(たぶんフォーカスは「強気」)

▼▼思考というか論理というか、が、あんまり介在していない気のする脳内の動きを、背景にして、こうしないと駄目だろ、って人様に言う──言ってのけてみせる、のは、好きじゃないなあ、とも思ったのだけれど、程度問題として、いくらかはやっているだろうな、とも思った。強気すぎる強情すぎるのは好きじゃない、とも思ったけれど、如何なる線が「やりすぎ」を決めているのか判らないか、とも思った。誰かが傷つくであろうと想像できる台詞を吐く時に、思考や論理が介在していない脳内の動きを、背景に、していたくはない、と思うところは、ある、のだけど、まあ、理想の範疇かとも思う。

Steamで『シヴィライゼーション4』を少し遊んだ

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▼▼紀元前から近未来まで時間経過してゆく中で、一つの文明を築き、ほかの文明と交流し戦争しながら、勝敗を決めるゲームの傑作『シヴィライゼーション』に、初めて手を出した。以前の安売りの時にシリーズの4を買っていたのだけど、ふと気になって改めて検索してみたら、数年前に日本語化が可能になっていて(Steam版では内部的に日本語化は不可能とされ、長らく、日本語では遊べないでいたのだ)(シリーズの中だと4は極めて評判のよい一作らしく、6まで出ている現段階であっても変わらぬ人気があり、日本語化の需要もあったようだ)、手が出しやすくなっていたので、じゃあやってみようかな、と思ってしまったのだった。軽々しく思い立ってしまった。なかなか危険な橋であった。評判通りの「時間が泡のように消える」ゲームだったからだ。ひさしぶりに「寝ないでやり続けてしまおうかな」という思考が頭をよぎった。
▼▼文明を興隆させてゆく中での、可能な行為が増えてゆく足取りの調整の程良さと、国家運営に細かいところに対する自動化の手軽さと便利さが、珠玉だ、って思った。流石に言われるだけはある!と少し怖くなりつつも感嘆し感激した。目の前に出てくる一手一手は手軽なのに、流れはいつか決定づけられ、しかし未来は果てしなく、国家の繁栄と技術の発展の中で、非常にわくわくする未来像を想像させられてしまう。といった図抜けた調整によって、とりあえず次のターンが見たいぞ……! って毎回思わせられてしまう。延々とクリックを繰り返させられてしまう。
▼▼初プレイだったこともあり、国家運営に無理が来て、がたが来て、勝てないな、ってなったので、今回は納得しながらやめられたのだけど、もしもうまく物事が運んでいってしまっていたら、結局、あのまま寝ずにやってしまっていたんじゃないかなー、っていう気はしている。やるならやるでうまく付き合っていかねば、と思って、精神を整えた(整調のためにこれが書かれた)。

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Steamの『Kenshi』で少し遊んだ(PCゲーム)

▼▼パソコンゲームのプラットフォーム「Steam」の出現によって、パソコンゲームで遊ぶための環境は非常に判りやすくなった。遊びやすくなったと思う。特に管理がしやすくなった。利用権の管理、アップデートの管理、オンラインの管理、あたりが統一されて理解しやすくなったのだ。以前は基本的に(いわゆるゲーム専用機と比較すると)下地の共通化が為されておらず、取っつきにくいところがあった。
▼▼『kenshi』というインディーズゲームが最近は話題である。まわりにも遊んでいる人がいて、話を聞いているうちになんとなく面白そうさに当てられたところもあり、買って遊んでみた。現状だとアーリーアクセス中のため安かったのも影響している、し、間もなく正式版がリリースされそうと聞いたことも影響している(アーリーアクセスは、開発途中版を遊べる仕組みで、テストプレイも兼ねつつ早期に遊ぶことができて、完成版よりおおむね安い。正式版が出た時には価格は高くなったりする)。
▼▼『kenshi』は剣士という題名ではあるものの、必ずしも「剣士」を目指したりするゲームではなくて、非常に広大なマップを好き勝手に生きてゆくタイプのゲームだ。リアルタイムストラテジーというジャンルの要素が強くて、かなり新鮮な味わいだった。『Skyrim』なんかを筆頭とするアクションロールプレイングゲームとしてのライフゲーム/サバイバルゲームは見かけることが多いのだけど、戦略/戦術ゲーム的な切り口で「オープンワールドの中でのライフゲーム/サバイバルゲーム」というのは、初めて見た。
▼▼特性として、複数人を操作できる、というところがあって、この特性の果てに、街すら作れる、といった要素があったりもするようだ。このゲームでは、特定の主人公的な人物がいるわけではなく、戦略/戦術ゲームのように、複数人が、操作できる対象になっている。初期状態の選びかたによっては一人で始まることもあるのだけれど、あくまでそれは「最初の一人」であって、ゲームを進めてゆく中で、いつしか徒党を組み、集団となり、組織になってゆく、ことになる。街にさえなる。といった流れを「ある一つの世界の中で生きる」ことにより築いてゆくことができる。厳密に言うなら、このあたりの面白さを持ったゲームを作るために戦略/戦術ゲーム的な操作系統が採用されたのだろう。
▼▼孤独と孤立の中で一つの物語が始まって、人を集め、人が集まり、集団が出来上がってゆく、といった要素をより面白いものにすべく、世界中に存在する様々な組織の「関係性」が、ゲーム内メカニズムとして構築されていたりもする。でもって、時間の経過と行動に合わせて細かく変動していたりする。▼▼結果、ある組織とある組織の対立に巻き込まれたり、ある組織と敵対したことである組織からも狙われ始めたりしたり、する。じぶんの「組織」もまた、その輪の中に巻き込まれていく。ということに、凄い!面白そう! とは思った。最初は一人で開発していた、という話を聞いて、マジか!とも思った。
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Nintendo Switchの『LOVERS みんなですすめ!宇宙の旅』で遊んだ

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▼▼『LOVERS みんなですすめ!宇宙の旅』で遊んだ。Nintendo Switchで遊べるダウンロード版ゲームだ。多人数で騒がしく楽しく遊べる雰囲気のゲームである。テレビ一画面を使って四人まで遊べる。Switchにはジョイコンと呼ばれる分割可能なコントローラが付属しているので、このソフトがあれば、即座に二人で遊べたりするし、コントローラがほかにもあるなら三人から四人でも遊べる。ジョイコンを分割しながら一画面の複数人数プレイで遊ぶ、という遊びかたをまあまあ活用しているんじゃないかと思う。これまで複数人数で遊んできた中だと、Switch本体と同時発売だった『いっしょにチョキっとスニッパーズ』が図抜けて素敵なゲームであったのだけど(ステージ追加版も出て、出て当然だ、と思った)、今回の『lovers』もまた、かのスニッパーズに負けず劣らずの出来栄えの、極めて素敵なワイワイゲームであった。惚れ惚れした。

▼▼皆で宇宙船を動かす、というところが面白さのキモである。攻撃、防御、移動、を分担しながら宇宙船を運行させてゆくのだけど、乗組員と装置の数の問題で、常にすべての装置を動かし続けることはできない。ので、皆であわあわと宇宙船の中を駆け回ることになる。敵の位置が下のほうから近づいているので上部の砲台から下部の砲台へ! いやもう移動は諦めて防御に専念しよう! でも左から敵が来てる! みたいな雰囲気になってゆく。ステージごとに異なった宇宙の中を探索し、救助者五名を見つけたら、ステージクリアだ。ステージごとの最後マップではボス戦も待っている。現状では第二ステージまで遊んだのだけど、ステージごとの特殊なギミックも、ボスの強さ無茶さ対応可能さも、よい、と思えた。進行に従ってちょうどよく新しい刺激が貰えたし、ボスにも変な特性や挙動が設定されていて程よく苦戦することができた。今回は三人プレイだったけれど四人も遊びたいぞ、って思った。

▼▼初めてプロモーションビデオを見た時に、ああこれついに理想的なパーティゲームが来ちゃったなあ、って思ったのを憶えている。わちゃわちゃする雰囲気の協力型ゲームは非常に好きなのだった。

第69回ミスボド蒲田で、VOLO、エイジオブディサイプル、モンスターメーカー、ヒットミー・アゲイン!、翠色の習作、シャドウハンターズ、を遊んだ

第69回ミスボド蒲田

▼▼三回目の「ミスボド蒲田」に遊びに行ってきた。ボードゲーム会だ。第69回。以前には第65回と第66回に行ったことがある。三回目ということもあり、馴染めてきたのか、緊張も遠慮も少なくなっていて、非常に楽しく遊ぶことができた。いやあ面白かった、という思いを抱きながら帰った。▼▼今回は『VOLO』『エイジオブディサイプル』『モンスターメーカー(新版)』『ヒットミー・アゲイン!』『翠色の習作』『シャドウハンターズ』という順番で遊んだ。




VOLO

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▼▼二人零和有限確定完全情報ゲームである。鳥の群れの移動を模したコマの動きが非常に面白かった。ネスターゲームズのゲームほんとうに素敵だな、って最近は思いがち。






エイジオブディサイプル

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▼▼現時点だとエイジオブシリーズ最新作。貴重な五冊の本をやりくりして門弟を指導してゆく。巣立っていった門弟達が活躍していく流れはわくわくする。好きである。






モンスターメーカー(新版)

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▼▼モンスターメーカーは好きな印象だ。特に小説が好きだった。とはいえ、マジックマスターという亜種で遊んでいたので、今作は初プレイ。二人プレイは微妙だったかな。






ヒットミー・アゲイン!

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▼▼さささもう一杯どうぞ、と人にお酒を薦め合う。何がつがれたか不明な中で、手頃な濃度っぽいお酒を奪い合って、潰れたら負け。よい雰囲気。飲み会で遊んでみたい。






翠色の習作

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▼▼一回目ではうまく掴めなくて、二回目を遊んだら、あ!面白い!ってなった流れが素敵だった。ホームズとクトゥルフ。明らかに判りづらいけど、これ、よいゲームだ。






シャドウハンターズ

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▼▼以前に少し遊んだことがあって、うまく掴めなかったので、今回遊んで、これも、ああこれすごく面白い!って判った。初手で正体バレたのは笑った。軽い隠匿の殴り合い。