Φは壊れたね(森博嗣)

φは壊れたね (講談社文庫)

φは壊れたね (講談社文庫)

 しゃべらないのも、なかなか楽しいものだ。こうしてしゃべらずにいれば、漬けものみたいに深い味わいが出てくるのではないだろうか。そうか、海月及介のシステムが少しわかったぞ、と彼は思う。
――P.302

《★★★★》
[誰かの心理を理解しよう、想像しよう、とする行為は、無論、利点と裏目を持つのだとは思う][限りなく★5個に近い。満足した、と断言できる。むしろ不満をまったく覚えることができなかった。世間的な評判は、観測した限り、あまり良くないように見える。ということで、健全な視線なのかどうか考えてみたくもなった。ということに対する対抗として、星5個にしてやろうか、なんて思ってしまった]