目的を持たず、けれど、目的に素敵に合致しているかのように感じられる

▼明確な「目的」を持つことなく、けれど「目的に合致している」と感じられてしまうもの――つまり「これが良い」と感じてしまうもの。こそが「美」である。と、以前に整理したことを忘れていた。記述を読み返していて思い出した。完璧には腑に落としきれていないようだ。腹具合を確かめるなら、消化度は八割程度なのだろう、なんて思える。世界観が切り替わりきってはいない。同時に『哲学はこんなふうに』の一節を思い出した。続けて『言語表現法講義』の言葉も思い出す。どちらも、すごくすごく素敵な書物だった。