世界は称賛に値する

日記を書きます

責任から逃げて楽になって、さらには怒りを覚えさえする

 おのれの罪悪から目を逸らすために、あいつが悪いんだ、なんて自己催眠のように言い聞かせて、あまつさえ、にもかかわらずなんであいつは責任を果たさないんだ、というような怒りさえ覚えてしまっていた。そんな自分を発見して、なんて醜い人間だろうか、とひどく落胆してしまう。自分の気持ちを楽にするために責任を相手に押し付けておのれを正当化する、という行為を、私は確実に『醜い』と感じている。弱さに醜さを感じてしまう人格を抱えているからだろう。言い換えれば、責任を人に押し付けることで自己正当化を図る、という行為を私は『弱い』と思っている、わけだ。弱さ、は排除していったほうが理想的な人生を歩める、と判断している、から、排除せねばなるまい、と考えていた。