ゲームを返してしょうが焼き

▼昨晩のことだ。貸していたゲームを返してもらってもいいですか、という電話が、友人のヒロ氏からかかってきた。借りていたのは、PS2の『機神咆哮デモンベイン』だ。結構長く借りていた。が、クリアしたのはわりと最近のことだ。傑作だった。残念ながら私は、物語の基礎部分に組み込まれていたクトゥルー神話にはさほど詳しくなかったのだけど、それでも十二分に楽しむことができた、と思う。長々借りてしまったことに対する謝罪と、傑作を貸してくれたことに対する感謝を告げて、明日会う約束をした。つまり今日だ。▼仕事を終えて帰ってきたのが午後9時前くらい。電話がかかってきたので、待ち合わせ場所を決めて、家を出る。ヒロ氏は元バイト先の友人で、今でも彼はそのバイトを続けている。今日もやはりバイトだったらしい。というわけで、集合場所は、そのバイト先の前に決まった。集合してから、メシでも食いますか、という話になったので、近場のめしや丼に入る。私はしょうが焼き定食を注文。私は昔からしょうが焼きが非常に好きな人間なので、数少ないめしや丼経験のほとんどが、しょうが焼き定食に占められている、と言っていい。御飯と一緒に食べるならなにが好きか、と問われたら、しょうが焼き、と答える可能性が非常に高い。▼改めて礼を言い『デモンベイン』を返す。定番ながら、どのシナリオをクリアしたのか、といった話題で会話を行った。私がクリアしたのは(まあシナリオが分岐することを知ったのはクリア後なのだが)はアル・アジフ編だった。ヒロ氏は最初にライカ編をクリアしたらしい。ほかのシナリオもやってみたいと思うから、再度プレイしたい気持ちは確実にあるのだけど、それはいずれ自分で買うなりしてなんとか補完するとしよう。▼最近のバイト先の様子や、ヒロ氏自身の近況などを聞く。ヒロ氏に対する私の言動は比較的厳しめだ。そういう自覚がある。どうしてもほかの人よりは厳しく接してしまう傾向があるのである。彼が自己を理想像に向けて鍛錬しようとしている(少なくとも口ではそう言っている)からだろう。そういった『目指すところ』を聞いているから、どうしても、ここは駄目なところじゃないかな、と思ったところを指摘してしまうわけだ。無論、私が悪いと判断したから直したほうが良い、などということを言うつもりはない。ただ、個人的にはこう感じるのだけど、ということを告げて、君にとってそれは問題か否か、と問うだけだ。それが最善策なのかどうかはわからない。答えはない。ただ私が、ひとりで、最善であろうことを信じ、祈っているだけだ。▼一通り話して、めしや丼を出る。そのあと、本を買うために元バイト先に戻った。欲しいと思っていた本がいくつかあったからだ。が、目的の一冊であった森博嗣氏の『六人の超音波科学者』はまだ入荷していなかった。仕事帰りに寄った別の本屋ではすでに売っていたから、正直悔しく思う。どうせ買ったところですぐに読めるわけじゃないんだし、という言葉で自身を納得させた。結局、森博嗣氏の新刊二冊を買い、ヒロ氏が漫画を買っていたのに触発されて漫画を一冊買った。計三冊。聞けば、明日も朝からバイトだというので、そんなところで解散を決める。▼帰った頃に、仕事先のスタッフからメールが入る。来月のシフトで変更したいところがあるとのこと。作成が遅れていていまだに未完成なので、正直、変更は余裕である。人数的にもまったく問題なかった。問題ないですよ、と了承を返しておいた。